保育・教育業界向けのビジネス&サービスフェア「保育博2024」(事務局:メッセフランクフルト ジャパン株式会社、代表取締役社長:梶原靖志)は、2024年11月21日(木)-22日(金)に東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催され、2日間で3,801名の来場者を迎え盛況のうちに幕を閉じました。
3フロアにまたがる展示エリアには、未就学児向けの防犯対策、衛生用品、玩具、食育、学習教材などの製品や、登園管理・業務効率化を支えるICTサービスを携えた202社が出展し、来場者らと活発に商談する姿で賑わいました。今年で6回目を迎えた本見本市には、全来場者のうち園長や保育者をはじめとする園関係者が50%以上を占め、保育現場のニーズや課題に応える製品やサービスが見つかり、最新情報を収集できる場として、多くの保育関係者に活用されています。
■「保育博2024」来場者数※
日付 |
11/21(木) |
11/22(金) |
合計 |
天気 |
曇り時々雨 |
晴れ |
3,801名 |
2024年 |
1,880名 |
1,921名 |
|
2023年 実績 |
1,708名 |
1,880名 |
3,588名 |
※来場者数に出展者、運営関係者、メディアは含まれておりません
※来場者数はマルチプルカウント方式です(同一来場者の2日間来場=2名としてカウント)
展示エリア以外にも、経営者や保育者向けのセミナーを16本、研修・ワークショップを7本開催し、それぞれの分野で活躍する業界のエキスパートが登壇しました。保育チェンジメーカーの今津太陽氏は、実例をもとに「大人がルールで縛らない」各園のランチの取り組みを紹介。熱心にメモを取りながら聴講していた株式会社学研ココファン・ナーサリーの保育士は、「子ども主体の保育に取り組んでいるところなので、かなり参考になる内容だった。実例が園児たちの反応も見られる動画だったので、より理解が深まった」と話しました。
「子どもの心のつかみ方」について登壇した教育評論家の尾木直樹(尾木ママ)氏は、「聴講者が真剣に耳を傾ける姿が印象的で、その熱意に驚かされた。『保育博』が新たな知識を得る場としてだけでなく、保育者同士が意見を交わし、学び合い、励まし合う場にもなれば」と、さらなる発展に期待を寄せました。
■出展者と来場者の声
<出展者> シースター株式会社 営業部 小野優実氏
「保育博」は毎年変化する保育現場の環境や状況を直接伺える貴重な機会だと思っている。今年は特に午睡(お昼寝)に関心を持つ園が増えている印象。コストや保証など、導入後の具体的な質問が多く寄せられており、現場での課題解決に向けた意欲を強く感じた。
<出展者> 株式会社ハッピースマイル 最高戦略責任者 CSO 工藤恭一氏
継続出展。目標とする200件のリードは獲得できそう。具体的な商談に繋がる話が数件、他の出展者からもパートナーシップに関する前向きな話もあり、ビジネスの可能性が広がった。
<出展者> アース・キッズ株式会社 取締役CHO 西岡真一郎氏
初出展。見本市に参加することさえ初めてで不安もあったが、新しいネットワークの構築と自社サービスの認知度向上の目標は達成できた。出展者プレゼンテーションでは想像以上に多くの聴講者が集まり驚いたが、それだけ発達障害向けのサービスには大きな需要があることを確信した。来年もぜひ出展したい。
<来場者> ユニコーンキッズインターナショナルスクール 伊東美名子氏
今どきの保育について学び、防犯や午睡の見守り対策に役立つ商材を探すために来場した。ICTゾーンでは書類のシステム化など、さまざまなサービスを知ることができた。システムを活用して業務の効率化を図ることで、保育者が園児にもっと集中できる現場を作らなくてはならないと思った。
「保育博」の最新情報は、以下にて確認ください。
公式サイト:https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/hoikuhaku_mfjp/
■次回開催
「保育博ウエスト」 2025年7月16日(水)-17日(木) マイドームおおさか
「保育博」 2025年11月20日(木)-21日(金) 東京都立産業貿易センター 浜松町館
お問合せ先
保育博事務局
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
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メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、800年以上にわたり見本市会場として親しまれるドイツ・フランクフルト市に本社を構える世界最大級の国際見本市主催会社です。約40万平方メートルの見本市会場を所有し、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。グループ全体では世界中に28の拠点と約2,300人の従業員を有しており、世界各地域の約180カ国をカバーするグローバルネットワークは、メッセフランクフルトの強みの1つです。2023年のグループの売上高は約6.1億ユーロとなり、顧客のビジネス拡大に貢献しました。また、「サステナブル経営」を企業戦略の中核に置き、環境保全、経済活動、多様性と社会的責任などの観点において持続可能な状態を実現する経営を実践しています。見本市主催事業以外にも会場の貸出、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングなど、オフラインとオンラインを合わせた包括的かつ幅広いサービスを提供し、顧客のニーズに合わせてビジネスをサポートしています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com
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