保育・教育ビジネス&サービスフェア「保育博2025」(事務局:メッセフランクフルト ジャパン株式会社、代表取締役社長:梶原靖志)は、2025年11月20日(木)-21日(金)の2日間、東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催され、214社の出展と3,670名の来場者を迎え盛況のうちに閉幕しました。昨年より展示エリアを4フロアへ拡大し、学習教材、遊具・玩具、保育、インクルーシブ(発達支援)、食育、ICT、人材の7ゾーンで構成。多彩な製品・サービスを一度に比較検討できる環境を整えました。さらに、「発達支援相談」や併催セミナー、研修・ワークショップを通じ、保育現場に寄り添った情報提供と実践的な学びの機会を提供しました。
■「保育博2025」来場者数※
日付 |
11/20(木) |
11/21(金) |
合計 |
天気 |
晴れ |
晴れ |
3,670名 |
来場者数 |
1,946名 |
1,724名 |
※速報値のため、最終的な数字が変動する可能性があります
※上記人数に出展者、運営関係者、プレス、アンバサダーは含まれておりません
※来場者数はマルチプルカウント方式です(同一来場者の2日間来場=2名としてカウント)
来場者の多くは園長や保育士など現場関係者で、最新の教材やサービスの情報収集や業務改善のヒントを得る場として活用されました。会場では、出展者が直接園長や保育士と意見交換し、現場の課題や要望を把握するとともに、自社製品やサービスに対する反応を収集する機会となりました。
併催されたセミナー・研修・ワークショップは、保育現場の業務効率化や教育の質向上に役立つ内容を中心に、2日間で計19本を実施。登壇者には教育評論家 親野智可等氏、現役保育士・育児アドバイザー てぃ先生、社会福祉法人風の森 統括 野上美希氏など、各分野で活躍する専門家が名を連ね、最新の知見や実践事例を紹介しました。約200名が聴講した親野氏のセミナー「叱らなくても子どもは伸びる」では、保育マネジメントサポートに携わる来場者が、「園内では少数派だった自分の取り組みを親野先生に肯定されたように感じ、自信が持てた。明日から胸を張って実践できる」とコメントしました。
■出展者と来場者の声
<初:出展者> hab株式会社 Chief Revenue Officer 平戸嵩人氏
創業以降初めての見本市出展。子どもの送迎サービスを紹介したが、初日だけで名刺を約50枚獲得し、そのうち約半数が商談や見積りを希望する見込み度が高い来場者だった。特に園長など決裁権を持つ層が多く、保育園だけでなく習い事教室を運営する大手企業からも声掛けがあり、商談の幅が広がった。さらに、直接の対話を通じて、送迎バスが既存ルートから外れる園児の移動支援という新たなニーズも把握できた。
<継続:出展者> 株式会社野沢木工 代表取締役 野沢周平氏
主な出展目的は知名度向上と新規顧客の開拓で、継続的な出展により会社の信頼度向上にもつながると感じている。今回も多くの来場者に自社製品を知ってもらい、新規発注や将来的な問い合わせの可能性を広げる手応えを得た。特にオーダーメイド対応が可能な点は、園ごとに異なるニーズを持つ顧客に評価される傾向があり、継続出展による関係構築の重要性を実感している。
<継続:出展者> 株式会社千趣会 事業開発本部/子育て支援事業部 マネージャー 奥村公崇氏
前回と同じく300部の配布物を用意したが初日で全て配布され、来場者の反応の良さを実感した。保育博への出展は、他の出展者との横のつながりを生む貴重な機会でもあり、今回もカタログ掲載の相談や共同商品開発などのコラボレーションの話が生まれ、新たなビジネスチャンス創出につながっている。
<来場者> 一般社団法人豊楽会 代表理事/そはら保育園 園長 竹内美穂氏
毎年来場する中で、保育博で出会った企業とは複数社と契約し、継続的な取引へと発展している。例えば昨年知ったおむつのサブスクリプションサービスは、今年6月から園で導入した。また、今年は職員の勤怠管理に関するセミナーに参加し、情報セキュリティの知見も得られた。園長ならではの悩みを共有できる場は限られるため、全国の園長と交流できる保育博の懇親会には大きな価値があると感じている。
次回の「保育博」は2026年11月19日(水)-20日(金)東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催します。「保育博」の最新情報は、以下にて確認ください。
公式サイト:https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
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メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、800年以上にわたり見本市会場として親しまれるドイツ・フランクフルト市に本社を構える世界最大級の国際見本市主催会社です。約40万平方メートルの見本市会場を所有し、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。グループ全体では世界中に29の拠点と約2,500人の従業員を有しており、世界各地域の約180カ国をカバーするグローバルネットワークは、メッセフランクフルトの強みの1つです。2024年のグループの売上高は約7.75億ユーロとなり、顧客のビジネス拡大に貢献しました。また、「サステナブル経営」を企業戦略の中核に置き、環境保全、経済活動、多様性と社会的責任などの観点において持続可能な状態を実現する経営を実践しています。見本市主催事業以外にも会場の貸出、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングなど、オフラインとオンラインを合わせた包括的かつ幅広いサービスを提供し、顧客のニーズに合わせてビジネスをサポートしています。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。www.messefrankfurt.com
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