第1回『保育博－保育・教育ビジネス＆サービスフェア－』 2日間で約3,000名が来場、大盛況のうちに閉幕！

保育ビジネスを取巻く環境や状況が転換期を迎える中で、多様化する保育園、幼稚園、こども園のニーズに応えるべく開催された本見本市には、第1回にもかかわらず日本はもとよりドイツ、韓国から計106社もの企業・団体が、最新の保育施設用家具・什器類からIT技術を駆使した防犯・見守りシステム、業務効率化・経営システムまで、多岐にわたる製品やサービスを出展、約3,000名もの保育従事者、園経営者および購買担当者や業界関係者が来場しました。

あいにくの天気にもかかわらず、初日の開幕直後から大勢の来場者が詰めかけ、会場の至るところで活発な商談が行われて熱気に満ちた開催となりました。出展者からは「来場者がこれほど多いとは思わず、初日にすでにカタログが無くなってしまった」、「具体的な質問をする来場者が多く、商談に結び付けやすかった。フォローしていくのが楽しみ」などの喜びの声が相次ぎました。

また、保育博2019では2日間の会期にわたって、業界の著名人によるセミナーやパネルディスカッション「主催者セミナー」が7本、園関係者の皆さまの日々の業務に直結するような知識・情報を業界のエキスパートがセミナー形式で講演する「エデュケーショナルセミナー」が計5本、さらに本見本市出展企業のうちの10社による、自社製品・サービスのプレゼンテーションが開催され、人と人との出会い、そしてこれからの園の経営に役立つ最新のノウハウも提供しました。

主催者セミナーには、タレント眞鍋かをり氏や、静岡第一テレビの歌のお兄さんでお馴染みのまあせんせいこと菊地政隆氏（（学）菊地学園理事長）、絵本作家のあいはらひろゆき氏らの著名人が登場、大勢の聴講者を集めていました。話題のこども園園長の井内聖氏（（学）リズム学園学園長 はやきた子ども園園長）と人気学園経営コンサルタントの石田敦志氏（Eリソースセンター（株）代表取締役）との対談プログラム「平成の、次の時代の園と教育のあり方」、大嶽広展氏（（株）船井総合研究所 保育教育支援部部長 シニア経営コンサルタント）をファシリテーターに、地理的、規模的に多岐にわたる園の経営者5名をパネリストに迎えたパネルディスカッション「量と質のバランス時代から質ファースト時代へ!!これから激変する保育経営のメガシフトをどうチャンスに変えるか!?」など今後の園経営に関するプログラムは、客席数を大幅に超える150名以上の聴講者で溢れました。また、本見本市のメディアパートナーである（株）パパスマイル主催による「第１回ベビーテックアワード発表および授賞式」も行われ、応募総数25社30商品の中から、出展者からも（株）hugmo（安全対策部門・大賞）、ユニファ（株）（安全対策部門・優秀賞／健康管理部門・優秀賞／施設向け管理システム・大賞）、（株）ポピンズ（安全対策部門・優秀賞）が受賞、大変な盛り上がりを見せていました。

3F会議室にて開催された5本のエデュケーショナルセミナーも軒並み満席となりました。中でも柴田洋平氏（レーヴ法律事務所 弁護士 保育士）による「弁護士が教える 今、園に求められる危機管理・危機意識」のセッションは、幼児を巻き込む事件や事故が多発する昨今の世相を反映してか、立ち見が出るほどの聴講者を集めていました。

次回『保育博』の開催日程に関しては、今回の結果の分析、出展者、来場者からの意見を集約し、近日中に発表予定です。

『保育博』の最新情報は、以下にてご確認ください。
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*2018年暫定数値